『連載⑦』 【粒子汚れ、有機汚れ、無機汚れ】
【粒子汚れ、有機汚れ、無機汚れ】
産業洗浄では、金属や切削油などの汚れもあり、汚れが付着しているワークの材質と付着汚れの組み合わせは様々で、効率よく洗浄するために『洗浄技術』があります。
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粒子汚れ(個体粒子)
粉体の汚れで、空気中の塵埃なども含みます。静電気を帯びやすい電気絶縁性のワーク表面の静電汚れも粒子汚れのひとつです。
例:大気汚染物質、塵埃、バクテリア、藻類、フラックス、研磨剤、ラップ仕上げ残渣など
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有機汚れ(有機化合物)
油分やハンダフラックス、離型剤などの有機物からなる汚れです。産業洗浄では最も多く目にする汚れです。
例:切削油、グリース、熱処理油、離型剤、剥離剤、ピッチ、液晶、ハンダフラックス、研磨剤、ラップ仕上げ残渣
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無機汚れ(金属・金属塩)
無機物の汚れで、金属表面の酸化膜なども含まれます。汚れとワーク表面の付着力が強いため酸洗浄やアルカリ洗浄、電解洗浄などが必要。
例:乾固した金属塩類、サビ、酸化膜、ロウ付けフラックス、研磨剤、ラップ仕上げ残渣など
汚れを3つに分けましたが産業洗浄の汚れは、それぞれの汚れが混ざり合い複合汚れとなることが多く、汚れの実体を見極める洗浄技術が必要となります。
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粒子汚れ、有機汚れ、無機汚れ |
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『連載⑧』へ続く…
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